主演を務めた喜びを語った志田彩良 (C)ORICON NewS inc.

 女優の志田彩良(22)が27日、都内で開催された映画『かそけきサンカヨウ』(10月15日より全国順次公開)の完成報告会に登壇。本作で主演を務めた喜びを語った。

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 本作は、窪美澄の短編集『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫)の中の一編を今泉力哉監督たっての希望で映画化。志田が今泉監督と映画で顔を合わせるのは『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)、『mellow』(20年)に次ぐ3作目。さらに、今泉監督が手がけたミュージックビデオやドラマ、舞台にも出演するなど多くの作品をともにしてきた。

「監督と初めてご一緒させていただいたのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、そのクランクアップの時か直後に監督から『いつかを志田さん主演の映画を撮りたいと思っているので』と言っていただき、それから私にとっても今泉組で主演を務めることが目標になっていました。こんなにも早くかなうとは、ありがたい気持ちでいっぱいです」と、感無量な様子だった。

 映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田)の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。

 志田は「私はSNSが主流になっている環境で育ってきたので、この映画の陽のように顔と顔を合わせて言葉で伝えることがあまりなくて、(コロナ禍で)さらに制限されているんですけど、便利になった分なくなってしまうのもありますが、最近、人の優しさだけは変えられないな、と実感することが多くて。この映画を通して、自分よがりでない相手を思う大切さを伝えられたらいいなと思っています」と、本作に込めた思いを語り、「映画の感想を直接誰かに伝えてくださったらうれしい」と呼びかけていた。

この日は、陽をやさしく見守る父親・直役の井浦新、陸を演じた鈴鹿央士、義理の母・美子役の菊池亜希子、陽と陸と三角関係になる同級生・沙樹役の中井友望、今泉監督も登壇した。


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