防災学習の進め方を紹介したファイル「ちょっと防災ヒント集」

 徳島県防災人材育成センターが、避難訓練や防災マップ作りなど防災学習の進め方をまとめたファイル「ちょっと防災ヒント集」(A4判、128ページ)を作った。とじ込み式で、自由に組み替えたり資料を追加したりできるのが特徴。学校や自主防災組織による指導に役立ててもらう。

 ヒント集は、命を守る方法、避難訓練、避難所設営、避難所運営、教材紹介、資料集の6項目からなる。学習の取り組み方と指導上の留意点を、イラストや写真を交えて解説している。

 避難訓練の項目にある防災マップ作りでは「実際に地域を歩きながら災害時に危険が予測される場所を地図に書き込む」などの手法を説明。指導上の留意点として「高齢者や障害者といったさまざまな人の目線で点検するように伝えて」と記している。

 センターは、小中高校の防災担当者や自主防災組織から「防災教育をどう進めればいいか分からない」「何から取り組めばいいか教えて」との問い合わせが寄せられることから、参考になる情報をまとめた。

 センターの稲井悦子課長補佐は「防災学習の進め方がすぐ分かる。ファイルに各自で集めた資料を加えて、独自のヒント集に仕上げてほしい」と話している。

 500部作製し、県内の小中高校に配った。希望する自主防災組織などにも無料で提供する。問い合わせはセンター<電088(683)2100>。