太平洋戦争に関する記事を題材にオンラインで意見を交わす児童=徳島市の生光学園小

 徳島新聞発行の子ども向け新聞「阿波っ子タイムズ夏休み特別号」を使った読書会が28日、オンラインで開かれた。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で徳島市の生光学園と鳴門教育大付属の両小学校をつなぎ、4年生計約60人が意見を交わした。

 特別号では「太平洋戦争と徳島」をテーマに特集した。児童らは、県内に残る戦跡や戦争体験者の記憶など記事ごとにグループをつくり、記事について思いを述べた。ある児童が「今の生活とどう違うだろう」と質問を投げ掛けると、「十分な食べ物が得られなかったり、家族と一緒にいられなかったりする」などの意見が出た。

 グループで話した内容を発表し、戦争について理解を深めた。生光学園小の南部晴夢(はるむ)君(10)は「自分と似ている意見や、思い付かないような感想を言い合ってわくわくした」と話した。

 講師は、徳島新聞NIEコーディネーターの野口幸司氏が務めた。新型コロナウイルス禍でも学校間の交流の機会を設けようと、徳島新聞社と両校が初めて開いた。