SO夏季世界大会に向け、練習に熱が入る後藤さん(左)=徳島市立体育館

 徳島市北矢三2の会社員後藤英太さん(26)が、今夏に米ロサンゼルスで開かれる知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)夏季世界大会」にバスケットボール日本代表として出場する。県内からの代表入りは初めて。「体力も技術もレベルアップして勝利に貢献したい」と練習に励んでいる。
 
 後藤さんが選ばれたのは、パートナーと呼ばれるボランティアと障害者との混成で戦う「ユニファイド・スポーツ」部門の代表チーム。SO日本が初めて結成した。1月中旬に東京で選考合宿が行われ、後藤さんを含む障害者6人、パートナー4人が代表に入った。
 
 後藤さんは2006年からSO日本・徳島のバスケットプログラムに参加し、週1回程度の練習で技術を磨いてきた。188センチの長身で、ドリブルの技術とジャンプ力の高さに定評がある。
 
 指導する田所健作理事長(58)=徳島市かちどき橋4、会社員=は「リバウンドのボールを捕ったり、相手のシュートを防いだりと、リング下でのプレーは徳島で敵なし」と評価する。
 
 世界大会の日本選手団で県勢は後藤さんだけ。「本当にうれしい。どんな相手にも負けたくない」と、3月下旬からランニングや体幹トレーニングなどの自主練習を始めた。5~6月は代表チーム合宿に参加する。
 
 大会は7月25日に開幕。177カ国・地域から選手約7千人が参加し、9日間の日程で行われる。県内からは田所理事長もバスケット日本代表男子チームのコーチとして参加する。