徳島県は2日、新型コロナウイルスに徳島市の20代女性と松茂町の40代男性が感染したと発表した。職場でのクラスター(感染者集団)が新たに認定され、県内では57例目となった。県内の12歳以上のワクチン接種率は、9月29日時点で71・6%に達し、対象者約67万人のうち約48万人が2回目を終えたことが分かった。

 感染が判明した40代男性は海上自衛隊小松島航空基地(小松島市)の自衛官で、これまでに同じ職場で感染が確認された4人と合わせてクラスターに認定。職場で接触があったため検査を受け、陽性と判定された。20代女性はパート従業員で感染経路は分かっていない。いずれも軽症。県内の累計感染者数は3258人となった。

 直近1週間(9月25日~10月1日検査分)の新規感染者数は7人減の29人となり、7月16日以来78日ぶりに30人を下回った。1週間当たりの新規感染者数の減少で、感染拡大への警戒を県民に促す「とくしまアラート」の全指標が警戒レベルの「感染拡大注意漸増」の基準を下回った。県はアラートの引き下げについて、今後の感染状況を慎重に見ながら対応するとした。

(南志郎)