阿南市の離島・伊島で23日、「伊島ささゆりまつり」(実行委主催)が開幕した。訪れた人たちは、島の固有種イシマササユリを観賞したり、海の幸に舌鼓を打ったりしながら、豊かな自然を満喫していた。6月7日まで。
参加者は、港近くの案内所でマップをもらい、島内の散策をスタート。イシマササユリの群生地や太平洋が一望できる絶壁「カベヘラ」など観光スポットを約2時間かけて歩きながら、心地よい汗を流した。
島の周囲を巡る遊覧船や、周辺の海で捕れたサザエやトコブシが食べられる海鮮バーベキュー、貝殻を使って写真立てやろうそくを作るワークショップも人気を集めていた。
イシマササユリを初めて見た新浜千春さん(40)=同市津乃峰町新浜、保育士=は「清らかに咲く花がすてきでした。また娘を連れて見に来たい」と話していた。
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