徳島ゆかりの戦国武将・三好長慶(1522~64年)を主人公にしたNHK大河ドラマの実現を目指す「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」が12日、発足した。徳島市のときわプラザで設立総会があり、推進協を構成する県内の経済・観光関係31団体のうち26団体が出席した。
総会では、県商工会連合会会長で県議の岡本富治氏を会長とする役員選任案を承認。構成団体による署名活動や、畿内を支配した長慶の功績を周知するための情報発信などの事業計画を決めた。
最後に、三好氏を顕彰する県内外の団体でつくる「三好ネットワーク」の15人が甲冑や陣羽織をまとって登場。「大河ドラマを実現し、徳島を元気にしよう」と呼び掛けた。
推進協は、長慶の生誕500年に当たる2022年の大河ドラマ化と徳島ロケ実現を目指す。大阪で長慶の顕彰活動を続けている徳島県人会近畿連合会などとも連携し、相互交流を図る。