国土交通省は12日、2017年にクルーズ船が日本に寄港したのは前年比37・0%増の2764回だったと発表した。クルーズ船での訪日客数は27・0%増の253万人で、いずれも過去最多を更新した。
寄港回数を港別に見ると、博多港(福岡市)が326回で3年連続首位。長崎港(長崎市)267回、那覇港(那覇市)224回と続いた。徳島小松島港は11回だった。
このうち海外の船会社が運航するクルーズ船に限ると寄港回数は2013回で、全体の7割以上を占めた。日本を発着するクルーズが増えたことが影響した。中国などアジア方面から九州・沖縄への寄港が多かった。
日本の船会社による運航は751回で、前年よりも増えた。