12日、県南は沖合を通過した台風の影響が残り、波が高かった。強い北寄りの風も吹き、磯渡しはほとんど休業していた。荒れ後の好釣果を期待したい。週末には勝浦川のアユ漁が解禁される。混雑が予想されるが互いにマナーを守り釣りを楽しみたい。
[友釣り]<海部川>12日、やや増水していたが濁りはあまりなかった。アユの追いは活発。保勢周辺で14時すぎから2時間足らずで20センチ前後の良型10匹。桑原周辺では12時までに13~18センチを18匹。神野周辺で同時刻に同型を27匹。大井周辺では終日サオを出した人が同型を23匹。
[波止]<粟津離岸堤>12日、前日から残っていたうねりが高く、よく濁っていた。6番で35~45センチのチヌ5匹と28センチ前後のグレ5匹。濁りが取れてきた12時すぎから食いがよくなった。
<和田島漁港>12日、午前中、市販の加工沖アミを餌にウキ下2ヒロで31、42センチのキビレ2匹。同行の人は42センチのチヌを1匹。
[投げ釣り]<北の脇海岸>12日、午前中の1時間、イシゴカイを餌に投げた徳島市の人が15センチ前後のキス10匹。
[船釣り]<伊島沖>12日、前日からのうねりが残っていた。乗合船で出掛けた7人は、波の影響で小魚が散って釣りづらかったがメタルジグで50、54センチのカツオ2匹と45センチのヒラソウダ2匹、55センチのヒラメ、48センチのヨコスジフエダイを各1匹。
<牟岐沖>12日、北東の風が強く、前日から残ったうねりも高かった。ゆっくりとした下り潮が上り潮に変わり水温23度。仕立船で2人がフカセ釣りで25~40センチのイサギ39匹。(県釣連盟報道部)