木曜は、今ぜひ読んでほしい記事をピックアップしています。徳島駅前のアミコビルに15日、百貨店の高松三越(高松市)がサテライト店「三越徳島」を先行出店します。そごう徳島店の閉店以来、火が消えたようになっている「県都の顔」の救世主になり得るか注目されます。

 新ホール整備に伴いアミコビルに移転する県青少年センター、ビルを運営する第三セクターへの公金投入。県市が描くビジョン通りに中心市街地のにぎわいづくりが進むかどうかは不透明です。

■高松三越がアミコビルに10月サテライト店 新販売戦略定着なるか

本店のテナントとビデオ通話アプリでつなぎ、接客する従業員(左)=香川県丸亀市の三越丸亀

 百貨店の高松三越(高松市)は10月15日、徳島市のアミコビルにサテライト店「三越徳島」を先行出店する。婦人雑貨や生活雑貨などを店頭で販売するほか、本格開業後は東京や高松の核店舗とオンラインで結ぶ接客サービスが計画されている。同社が展開するサテライト店では最大規模となる見通しで、新しい販売戦略が定着するかの試金石となりそうだ。

 

■【変わる県都の顔 そごう閉店1年】③ まちづくり、若年層呼び込めるか

人通りが少なく、閑散とする徳島駅前。かつてのにぎわいは戻るのか=9月2日午後1時ごろ

 徳島駅前のにぎわいを取り戻すためには何が重要なのか。徳島市は、国から補助金などの支援を受けられる「中心市街地活性化基本計画」の策定に向け、スマートフォンのアプリを使った人流測定システムで得たビッグデータを用い、中心市街地の人の動きを分析した。

 

■【変わる県都の顔 そごう閉店1年】① テナントの思い、再生期待し耐え忍ぶ

改装工事のため白い壁で仕切られた東館2階のフロア=8月30日、徳島駅前のアミコビル

 徳島駅前のアミコビル2階、時計前広場の入り口は今、青いビニールシートと白いフェンスで覆われている。元町交差点側の入り口からビルに入ると、白い壁で仕切られた通路がしばらく続く。

 

■青少年センター、12月6日から休館 来年4月にもアミコ移転

アミコビルに移転する新青少年センターのイメージ図(県提供)

 徳島県は、新ホール整備に伴い徳島市のアミコビルに移転する県青少年センターの新たな拠点を来年4月にもオープンさせる。若者に人気のeスポーツやアニメのスタジオなどを備える。現在のセンターは12月6日から休館し、それまでに県の体育施設をオンラインで予約できるようにする。

 

■まちづくり 本命事業ようやく着手【点検内藤市政1年】③

 

 「ずっと心配だったが(そごう徳島店の撤退は)現実となった」「徳島の街を考えると、都市開発を破綻させるわけにはいかない」。3月9日の徳島市議会本会議。内藤佐和子市長は20分間演説し、アミコビルを運営する第三セクター・徳島都市開発への20億円の融資に理解を求めた。