三好市は28日、船井電機池田工場跡地(同市池田町マチ)の活用策について市民の意見を聞くアンケートを始めた。16歳以上の2千人を無作為抽出し、調査用紙を郵送した。
アンケートには、市の姿勢として「経済性を考慮し、誰もが容易に交流でき、知恵や文化の伝承につながる利活用を考えている」と記載。その上で▽関心があるか▽どのような効果を期待するか▽どのように活用したらいいか-などを聞いた。
6月末までに投函してもらい、回答結果はホームページや市報で公表する。市地域振興課は「利活用策の検討材料にしたい」としている。
工場跡地は黒川征一市長が建設計画を中止した交流拠点施設の建設予定地(1万6247平方メートル)。建物の解体工事は3月末に終わり、更地となっている。