ゴルフの第13回郡市対抗シニア&レディース大会(徳島県ゴルフ協会主催、徳島新聞社共催)の予選最終日は14日、徳島市の徳島ゴルフ倶楽部吉野川コース(パー72)に17チームが参加して行われ、上位9チームが決勝ラウンド(スクラッチの部)に駒を進めた。決勝は11月11日に徳島市の徳島カントリー倶楽部月の宮コース(パー72)で行われる。

 予選最終日は、板野郡のあすたむ板野と吉野川市の吉野川EASTがトータル229で並び、4人目のスコアの結果、あすたむ板野が1位、吉野川EASTが2位通過となった。3位には1打差で初出場のチーム初陣・徳島が入り、さらに3打差で前回2位の徳島ライジングサンズが続いた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、開催は2年ぶり。出場者は55歳以上の男子と18歳以上の女子で、1チーム4人。70歳以上の男子、または女子を1人以上含めた編成で、各チーム上位3人のトータルスコアで競った。距離は69歳以下の男子が6048ヤード、70~79歳の男子と69歳以下の女子が5624ヤード、80歳以上の男子と70歳以上の女子が5342ヤード。

 今回は予選ラウンドを2日間に分けて行ったため、気象などの条件が異なることを考慮し、予選のスコアは決勝での優勝争いに反映しない。予選両日で10位以下の17チームは、決勝ラウンドのアンダーハンディの部で競う。

◇予選10位以下の記録

 【13日】<10>美くら250(藤原82、芥川84、平間84、河野85)<11>三好市まーくん257(赤堀83、岸上87、真鍋87、国金88)<12>アモーレ名西257(細井82、敷田84、高橋91、庄形95)<13>風流海部259(石野81、谷口87、郡戸91、平間92)<14>なかちゃん阿南259(和田83、篠田88、久積88、高田92)<15>徳島オールドボーイズ260(森尾84、小倉87、小谷89、勝本91)<16>チームササノ260(篠野82、中川89、谷89、藤原94)<17>阿南かめの子260(中西良79、清水89、中西薫92、平野98)<18>徳島撫子四姉妹268(永松86、高田89、三好93、清水101)

 【14日】<10>三好丸245(中岡80、井下80、西村85、槙山93)<11>名西なに四天王246(土肥78、野中82、乾86、藤井86)<12>アンバランス248(百木82、安芸83、中山83、大野87)<13>スタートアップ248(武市80、阿部83、山本85、篠原89)<14>なかよし勝浦252(鶴居82、片岡85、西85、久木88)<15>三好郡B253(岩本80、西谷85、小角88、西尾99)<16>徳島ゴルフガールズ259(田中84、石井87、細束88、細川91)<17>阿南ひまわり274(立田87、川田91、四宮96)=チームスコアは上位3人の合計。同スコアの場合は4位の選手成績による。

予選ラウンド2日目でトップ通過を決めたあすたむ板野の(左から)近藤、原、加本=徳島ゴルフ倶楽部吉野川コース

あすたむ板野、2大会ぶりVへ視界良好

 「グリーンがこぼれやすい。手前から狙っていこう」。朝のミーティングで戦略を徹底して臨んだあすたむ板野は、手堅くスコアをまとめてトップ通過を果たした。

 チームを引っ張ったのが近藤主将。ボギーをたたいてもすかさずバーディーで取り返しパープレー。「風も難しく我慢のゴルフだったが、6番のバーディーで前向きになれた」。8番パー3ではティーショットをピン下1メートルへオン。フックラインをきっちり沈めた。

 ベテラン原はいぶし銀の技で75をマーク。ただ、ロングでOBを打ってのダブルボギーに「決勝では一打のミスが命取りになる。一打を大事にいきたい」と話した。

 実力的には不本意なラウンドとなった加本は「状態が良くないのでチームに迷惑を掛けないよう、きょうは気持ちのゴルフだった」。元高校球児らしく「フォア・ザ・チーム」の精神を忘れず、巻き返しを誓った。最終的に1位通過を決める84で回った吉田の健闘もチームを支えた。

 決勝の舞台となる月の宮は、3人ともホームコース。近藤主将は「地の利といってもやってみないと分からないのがゴルフ」と気を引き締めるが、2大会ぶりの王座へ視界は良好だ。

(山口隆弘)

 吉野川EAST・笠井俊志主将(1位と同スコアの2位に)「出る以上はトップ通過を狙っていた。決勝に向けて練習ラウンドをこなし、勝つための作戦をみんなでしっかり考えて臨む。目標はもちろん、2連覇だ」

 チーム初陣・徳島・小林数誉主将(予選3位。初出場Vに照準)「決勝も予選同様、守りのゴルフはしない。(月の宮の)コース攻略はこれから考えるが、ドライバーを握り、カップだけを狙って前へ前へ攻めていく」