秋の深まりとともに、山間部などの木々が鮮やかに色づき、紅葉シーズンの本番を迎える。徳島県内の主な紅葉スポットを紹介する。
 地図で見る紅葉ガイドはこちら→https://www.topics.or.jp/articles/-/608029

★宮川内ダム(阿波市土成町宮川内の宮川内ダム公園周辺)

 ダム湖と周囲の紅葉の組み合わせが見所。見頃は11月上旬から中旬ごろ。近くには道の駅どなりや名物のたらいうどんの店がある。11月7日の御所の「たらいうどんの日」に合わせ、5~7日には付近のたらいうどん6店で市産小麦のうどんが提供される。
 【メモ】徳島自動車道・土成インターチェンジ(IC)から国道318号を香川県境の鵜の田尾トンネル方向へ車で5分。徳島市からは約40分。市商工観光課・電話0883(36)8722。

★剣峡(美馬市穴吹町口山~同市木屋平)

 穴吹川上流にあり、総延長は約10キロ。青く澄んだ川面と断崖を赤や黄色で覆う紅葉のコントラストは絶景で、龍頭橋など穴吹川をまたぐ橋から清流の渓谷美も観光客の目を楽しませる。11月上旬から中旬が見頃となる。途中、平家落人伝説がある恋人峠、閑定の滝などの佳境もある。春にはイワツツジやシャクナゲが咲きほこり、四季を通じて美しい。駐車場はない。
 【メモ】徳島自動車道・脇町インターチェンジ(IC)から南へ国道193号、同492号を車で30分。市観光交流課・電話0883(52)5610。

夏子ダム上流(美馬市脇町西俣名)

【2007年12月14日撮影】夏子ダム

 国道193号沿いの曽江谷川左岸にあり、総延長は約2キロ。11月上旬から中旬に赤や黄色に色づく。近くには産直市「夏子いなか市」があり、新鮮な農産物が販売されている。駐車場は「夏子いなか市」普通車15台。
 【メモ】徳島自動車道・脇町インターチェンジ(IC)から国道193号を北へ車で約10分。市観光交流課・電話0883(52)5610。

★土釜(つるぎ町一宇樫地)

 岩の間を滑り落ちた激流が滝つぼで渦巻く県天然記念物「土釜」周辺で、清流に映えるカエデやモミジなどの紅葉を楽しめる。近くの落差85メートルを誇る「鳴滝」も人気スポット。今年は例年より見頃が少し遅く、11月初旬から同月中旬。駐車場はない。
 【メモ】徳島自動車道・美馬インターチェンジ(IC)から国道438号を経由して車で約30分。町産業経済課・電話0883(62)3114。

★大歩危小歩危(三好市山城町西宇)

【2015年10月11日撮影】大歩危

 吉野川の渓谷がモミジなどの鮮やかな紅葉で彩られる。大歩危峡まんなかが運航する遊覧船からは、切り立った岩とエメラルドグリーンの水面との共演が楽しめる。11月中旬から下旬が見頃。
 【メモ】徳島自動車道・井川池田インターチェンジ(IC)から車で約30分。大歩危駅からは約5分。市観光案内所・電話0883(76)0877。

★祖谷渓(三好市池田町松尾から同市西祖谷山村一宇)

【2019年11月25日撮影】祖谷渓

 10月下旬から11月中旬にかけてモミジなどの紅葉を楽しめる。200メートルの断崖に立つ小便小僧像や、蛇行する川が「ひ」の字に見える展望スポットもある。
 【メモ】徳島自動車道・井川池田ICから国道32号と祖谷街道を経由して車で約50分。市観光案内所・電話0883(76)0877。

★奥祖谷二重かずら橋(三好市東祖谷菅生)

【2020年11月5日撮影】奥祖谷二重かずら橋

 剣山に近く、10月下旬から11月上旬が見頃。祖谷川上流にかかる2本のかずら橋がモミジなどの紅葉を引き立てる。近くにはかかしの里もあり、秘境らしい秋を満喫できる。
 【メモ】徳島自動車道・井川池田ICから国道32号、439号などを経由して車で約2時間。大歩危駅からは約1時間半。市観光案内所・電話0883(76)0877。

★太龍寺(阿南市加茂町龍山)

【2019年11月25日撮影】太龍寺

 11月中旬ごろから標高約600メートルに建つ霊場が鮮やかな紅葉に包まれる。ロープウエー太龍寺駅から納経所までの参道脇や本堂周辺を中心にモミジやケヤキが赤や黄に染まる。
 【メモ】ロープウエー鷲の里駅(那賀町和食郷)までは徳島市中心部から車で国道55号、195号などを経て約50分。太龍寺・電話0884(62)2021。

★星の岩屋(勝浦町星谷)

【2014年12月7日撮影】星の岩屋

 岩屋や星谷寺近くにある不動の滝(裏見の滝)周辺が赤く染まる。
 【メモ】国道55号から県道徳島上那賀線を車で約30分。人形文化交流館前を右折し、星谷橋を渡り約10分。約200メートル手前に3台程度の駐車スペースがある。無料。町企画交流課・電話0885(42)2552。

★殿川内渓谷(上勝町生実)

【2018年10月29日撮影】殿川内渓谷

 勝浦川の渓流沿い約13キロにわたって、モミジなどの美しい紅葉が楽しめる。見頃は10月下旬から11月上旬。
 【メモ】国道55号から勝浦川沿いに県道徳島上那賀線を車で約45分。剣山スーパー林道の起点から約10分。駐車場は無。町産業課・電話0885(46)0111。

高の瀬峡(那賀町木頭北川)

【2020年10月19日撮影】高の瀬峡

 那賀川最上流にあり、V字渓谷を染めるヤマモミジやハウチワカエデ、ケヤキなど赤や黄に色づいた木々と巨石が織り成す眺めは絶景。見頃は11月上旬から。地元住民でつくる高の瀬保勝会が例年シーズン中に運営しているレストハウスは、新型コロナウイルスの影響で昨年に続き今年も営業中止になった。駐車場は70台。
 【メモ】徳島市中心部から国道55号、195号を通って車で約3時間。町役場木頭支所・電話0884(68)2311。

★大釜の滝・大轟の滝(那賀町沢谷)

【2017年11月9日撮影】大釜の滝

 那賀川上流の支流・沢谷川にある。「日本の滝百選」にも選ばれた大釜の滝と、3段に分かれて落ちる大轟の滝とモミジやカエデなどの木々とのコントラストが美しい。大釜は11月上旬から、大轟は同月中旬からが見頃。駐車場は無し。
 【メモ】徳島市中心部から国道438号、国道193号を通り車で約1時間半。二つの滝は車で10分ほど距離が離れている。町役場木沢支所・電話0884(65)2111。

★轟の滝(海陽町平井)

 11月中旬からが見頃。「日本の滝百選」に選ばれている本滝(落差約30メートル)周辺のモミジなどが色づき始める。本滝の上流には「轟九十九滝」という大小さまざまな滝があり、遊歩道(約1・5キロ)に沿って往復約2時間の散策が楽しめる。
 【メモ】国道55号の海陽町役場海南庁舎前交差点から国道193号に入り海部川に沿って車で約40分。町観光協会・電話0884(76)3050。