高台を目指して避難する児童=県立牟岐少年自然の家

 牟岐町灘の県立牟岐少年自然の家で27日、南海トラフ巨大地震を想定した津波避難訓練があり、宿泊訓練中の津乃峰、平島、岩脇小=いずれも阿南市=の5年生と教員ら約150人が参加した。

 施設近くの浜辺で活動中、紀伊半島沖を震源とするマグニチュード9・0の地震が発生したと想定。無線連絡を受けた指導員が拡声器で避難を呼び掛けると、児童は職員の誘導を受けながら坂道や階段を駆け上がり、5分弱で海抜23メートルの体育館裏に避難した。

 津乃峰小5年の鎌田海慧(みさと)さん(10)は「無心で走った。本番ではより高い所を目指して逃げたい」と話していた。