アマチュアバンドなどが熱演したマウント高越ジャズフェスティバル=吉野川市山川町

アマチュアバンドなどが熱演したマウント高越ジャズフェスティバル=吉野川市山川町

 吉野川市山川町の初夏の恒例行事「マウント高越ジャズフェスティバル」(実行委主催)が、同町前川で開かれた。ジャズや歌謡曲などの幅広い曲が披露され、聴衆約70人が熱演を楽しんだ。

 旧木工所内の特設会場にステージが設けられ、吉野川、徳島両市のアマチュアバンドなど4組が出演。吉野川市のジャズバンド「オールウェイズ」が、ジャズのスタンダード曲の「テキーラ」「テイク・ファイブ」など11曲を時に力強く、時に繊細に演奏すると、聴衆は手拍子を打っていた。

 徳島市のロックバンド「ザ・ポストベンチャーズ」は、ベンチャーズのインストゥルメンタル曲を軽快に奏で、大きな拍手が送られた。小松島市小松島町南開の脇川まりさん(37)=自営業=は「会場にいる全員が、音楽を楽しんでいる雰囲気がよかった」と話していた。

 フェスティバルは1996年に始まり、今年で19回目。