衆院選が公示される19日、県内の2小選挙区に立候補を予定する各陣営は、出陣式や出発式を縮小、または取りやめる。新型コロナウイルスの感染は小康状態を保っているものの、出席者が感染すると選挙活動に悪影響を及ぼすため。縮小する陣営は、出席者を減らしたり時間を短縮したりする。

 自民前職の後藤田正純さん(52)は午前10時から徳島市問屋町で行う。陣営幹部は「感染状況が落ち着いており、会場が広いことを考慮した」。ただ、案内を出すのは最小限の後援会関係者のみ。問い合わせがあれば時間と場所を伝える。時間も40分程度に抑える。

 維新新人の吉田知代さん(46)は出発式をせず、午前9時ごろに徳島市八万町の大野橋南詰めの交差点で第一声を上げる。応援弁士数人がマイクを握る予定。「感染は収束しておらず、支持者に集まってほしいとは言えない」と陣営幹部は話す。

 無所属元職の仁木博文さん(55)は、午前8時15分から阿南市宝田町のパチンコ店駐車場で実施。支持者への案内文は出しておらず、問い合わせがあった場合は伝える。事務所スタッフは「万が一のことを考えた措置」と言う。来賓も呼んでいない。

 無所属新人の佐藤行俊さん(73)は行わない。

 自民前職の山口俊一さん(71)は松茂町の菓子製造会社の駐車場で午前8時半から。推薦を受けた各種団体に案内したが、担当者は「いつもより少ない300~400人程度」と見込む。来場者の検温と手指消毒に加え、名前と電話番号の記入も依頼する予定。

 共産新人の久保孝之さん(58)は、板野町の後援会事務所の外で午前9時開始。党員や支持者への案内は板野郡中心にした。あいさつも久保さんを含めて2人に減らす。後援会スタッフは「来場者の密を避け、時間もできるだけ短くしたい」と対策に気をもむ。

 立憲民主新人の中野真由美さん(50)は、午前8時半から吉野川市鴨島町の後援会事務所駐車場で行う。案内は後援会や支援団体などに限定し、出席者は100人程度になる見通し。検温や消毒、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止対策を徹底する。

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