第49回衆院選は19日に公示され、31日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入る。徳島県内の2小選挙区には前職2人、元職1人、新人4人の計7人が立候補を予定している。党派別では自民2人、立憲民主、共産、日本維新の会が各1人、無所属2人。比例代表四国ブロック(定数6)は、県関係の比例単独候補として前職1人が出馬する見込みだ。2012年の衆院選以降、県内小選挙区で全て勝利してきた自民が議席を守るのか、非自民が切り崩すのかが焦点となりそうだ。

 1区 自民前職の後藤田正純、維新新人の吉田知代、無所属元職の仁木博文、無所属新人の佐藤行俊の4氏が準備する。後藤田氏は党本部から公認されたものの、県連が「自主投票」とし、協力関係にある公明からも推薦が得られていない。県内の小選挙区に初めて維新が擁立した吉田氏は知名度向上へあいさつ回りなどを活発化させている。仁木氏は18日に市民団体と野党共闘候補の協定に調印するとともに保守層への浸透も目指す。佐藤氏は独自の戦いで挑む。

 2区 自民前職の山口俊一、立民新人の中野真由美、共産新人の久保孝之の3氏による戦いとなる見通し。10期務めた経験や実績をアピールする山口氏に対し、中野氏は「安倍・菅政治」の問題点を指摘し、久保氏も自民政権の新型コロナウイルス対策を批判するなど非自民票の取り込みを狙う。野党は候補を一本化できず、与野党一騎打ちの構図に持ち込めなかった。

 比例四国 県関係では自民が単独候補として前職の福山守氏を公認している。自民の名簿登載順位は公示までに党本部が決定する見通し。前回の獲得議席は自民3、立民1、希望1、公明1。

 各陣営は新型コロナウイルス感染対策のため、出陣式の縮小などを予定している。

県内小選挙区立候補予定者(敬称略、<>内の数字は前回までの当選回数)

▽1区(徳島、小松島、阿南の3市と勝浦、名東、名西、那賀、海部各郡)
後藤田正純 52 元内閣府副大臣 自民前<7>
吉田知代 46 元丹波篠山市議 維新新
仁木博文 55 元消費特理事 無所属元<1>
佐藤行俊 73 無職 無所属新

▽2区(鳴門、吉野川、阿波、美馬、三好の5市と板野、美馬、三好各郡)
山口俊一 71 元沖北担当相 自民前<10>
中野真由美 50 元北島町議 立民新
久保孝之 58 党地区委員長 共産新

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