県大会を前に練習に励む「スポーツ吹矢」愛好家=板野町那東の町民ふれあいプラザ

 「スポーツ吹矢」の初の県大会が6月21日、板野町那東の町民ふれあいプラザで開かれる。道具さえあれば自宅でも練習できる手軽さなどが受け、近年、全国的に人気が高まっている。県スポーツ吹矢協会が、県内の競技人口を広めようと企画した。「初心者でも気軽に参加を」と呼び掛けている。
 
 スポーツ吹矢は長さ1・2メートルの吹き筒(内径1・3センチ)から長さ20センチの矢を放ち、5~10メートル離れた直径24センチの的を狙う。的の中心に近いほど得点が高い。1ラウンド(3分間)に5本の矢を放ち、複数回のラウンドで合計点を競う。
 
 的までの距離やラウンド数は、日本スポーツ吹矢協会(東京)が定めたランク(5級~6段)によって異なる。
 
 県大会では出場者が、初心者~1級、初段と2段、3~6段の3組に分かれてプレー。それぞれ上位3人を表彰する。このほか中学生以下の部門も設ける。30人が出場する見通しだが、飛び入り参加もできる。参加費は2500円(中学生以下は千円)。
 
 矢を放つ際に腹式呼吸で深く息を吸い込むことなどから健康増進に効果があるとされ、高齢者らの人気を集めている。日本協会によると、徳島を含む全都道府県で協会が発足している。
 
 県内では、県協会の日野繁子会長(71)=徳島市論田町中開、飲食店経営=らが2011年ごろから県内各地で体験会を開くなどして普及に努めてきた。県内の競技人口が100人程度に増えてきたため、今年3月、協会を発足させた。現在は徳島市など5市町に6支部がある。
 
 日野会長は「年齢や性別を問わず、誰もがゲーム感覚で楽しく続けられるのが魅力。一度体験してほしい」と話している。