公示日の遊説スケジュールの打ち合わせをする事務所スタッフら=徳島市内(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルス対策や経済再生でどのような処方箋を示すのか―。衆院選は19日公示され、12日間の選挙戦に突入する。県内2小選挙区の立候補予定者は18日、街頭演説やあいさつ回りを精力的にこなした。衆院解散から公示まで5日間という短期決戦。後援会事務所では、出陣式や選挙ポスターの準備をスタッフが急いだ。

 1区 自民前職の後藤田正純さん(52)は、朝から徳島市内の企業へのあいさつ回り。市内の事務所ではスタッフが出陣式の準備や、式について問い合わせる支援者からの電話の対応に追われた。陣営幹部は「関係者一丸となって、最終日まで支援の輪を広げていく」と力を込めた。

 維新新人の吉田知代さん(46)は終日、市内の国道交差点や徳島駅前などで街頭演説。有権者の反応も良くなったといい「いよいよ始まる。身の引き締まる思いだ」。この日、印刷業者に発注していた選挙ポスターが事務所に届いた。陣営幹部は「ぎりぎり間に合った」と胸をなで下ろした。

 無所属元職の仁木博文さん(55)は市内での街頭演説やあいさつ回りの合間を縫って、医師として患者の診察も行った。事務所には大勢の人が出入りし、準備に大忙し。スタッフの1人は「公示まで時間がなく、連日午前2時まで作業してきた。なんとか間に合いそうだ」。

 無所属新人の佐藤行俊さん(73)は徳島市や石井町で政策を訴えた。

 2区 自民前職の山口俊一さん(71)は後援会事務所での打ち合わせのほか、支援者や企業へのあいさつ回りをこなした。事務所スタッフはテントの設営など出陣式の準備を急いだ。陣営幹部は「時間のない中で綱渡りの準備だった。緊張感を持って明日からの戦いに挑みたい」と話した。

 立憲民主新人の中野真由美さん(50)は朝から地元・北島町の県道交差点に立ってアピール。日中は支援者へのあいさつ回りを続けた。陣営スタッフは、選挙区内4カ所に設けている事務所に選挙ポスターを届けるなど最終準備に奔走。幹部は「戦う態勢はできた。あとはやり切るだけ」。

 共産新人の久保孝之さん(58)は藍住町の県道交差点でマイクを握り、「政権交代が懸かった選挙。医療と暮らしを大切にする政治に切り替える」と訴えた。その後は板野町の事務所で運動スケジュールについて打ち合わせた。事務所スタッフらは選挙ポスターやチラシの準備に当たった。

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