ガンバロー三唱をして気勢を上げる候補者(画像の一部を加工しています)

 4年ぶりとなる衆院選が公示された19日、県内2小選挙区に7人が立候補を届け出て、戦いの火ぶたが切られた。マスク姿の候補者は出陣式などで第一声を上げた後、選挙カーや自転車で各地を巡った。新型コロナウイルス対策や経済再生、9年近くに及んだ安倍・菅政権への評価などを争点に、それぞれの主張を繰り広げた。

■1区

仁木博文候補(無所属・元)

 阿南市宝田町の自宅近くのパチンコ店駐車場で、午前8時15分から出発式を開いた。医師の白衣姿で「今回は新型コロナウイルスの専門家を選ぶ選挙。徳島を良くできるのは地元の候補者だ」と強調した。集まった支持者とガンバロー三唱で気勢を上げ、街頭へ繰り出した。

 途中、1月に亡くなった父一郎さんの墓に立ち寄り、手を合わせて「頑張ろう」と一言。県南の田園地帯から山あい、海沿いまでくまなく回りながら、マイクを握っては「コロナという敵に打ち勝つ」と声を張り上げた。

後藤田正純候補(自民・前)

 午前10時から徳島市問屋町で出陣式。「政権与党のど真ん中で徳島を守っていきたい。県民不在の県政を変えるために戦っている」と第一声を上げた。多くの支持者に拍手で送り出されて選挙カーに乗り込むと、市西部や神山、石井両町を巡った。

 住宅街や山間部、田園地帯の細い道を縫うように車を走らせ、「地方を守る」「県政を改革する」などと繰り返してアピールした。沿道で手を振ってくれる人を見つけると、車を降りて駆け寄ったり、握手の代わりに拳を合わせたりして支持を呼び掛けた。

吉田知代候補(維新・新)

 出発式はせず、午前9時すぎに徳島市八万町の大野橋南詰め交差点で選挙カーの上に立って第一声を上げた。「女性が政治に参画していくことが古い政治を壊し、新しい政治をつくる。暮らしやすい社会を実現できる」と主張し、街宣に繰り出した。

 徳島駅前や市内の商業施設前などで演説し、新型コロナウイルス対策や子育てと介護への支援強化、議員報酬を削減する「身を切る改革」といった重点政策の浸透を図った。応援に駆け付けた髙木佳保里(かおり)参院議員(大阪選挙区)もマイクを握って支持を呼び掛けた。

佐藤行俊候補(無所属・新)

 自ら立候補届を出した後、「一生懸命やれることを頑張る」と語り、選挙のために購入した電動アシスト自転車で徳島市中心部に繰り出した。手作りのポスターを掲示板に張ったり、通行人らに「『天皇いらん』の佐藤です」と手を振ったりした。

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