噴煙を上げる熊本県・阿蘇山の中岳=20日午後1時2分(共同通信社ヘリから)

 熊本県・阿蘇山の中岳(1506メートル)の第1火口で20日午前に発生した噴火で、気象庁は火山活動が高まっており、火口からおおむね2キロの範囲で引き続き噴石や火砕流に注意するよう呼び掛けた。県によると当時、中岳付近には登山者16人がいた。全員が下山し、けが人はいないという。

 気象庁によると、噴火は20日午前11時43分。大きな噴石が南方向に約900メートル飛散した。午後0時44分から同2時10分にかけてもごく小規模な噴火が起きた。降灰は熊本県高森、山都両町、宮崎県五ケ瀬、高千穂両町で確認された。