ロシア中部ハンティ・マンシ自治管区の原油くみ出しポンプ=2020年3月(タス=共同)

 【ワシントン共同】ニューヨーク原油先物相場が一時7年ぶりの高値を付けたことを受けて、日本や米国は産油国に供給を増やすよう強く求める方針だ。日本政府は国内への影響を調べ、運輸業や農業、漁業などに支障が生じないよう関係省庁が連携して対応する。

 ただ、新型コロナ感染拡大で需要の先行きを不安視する産油国は増産に慎重姿勢だ。エネルギー価格の高騰が長引けば、企業収益を圧迫し、世界経済を下押しする恐れもある。

 ニューヨーク原油は8日に一時1バレル=80ドル台に突入。その後も値上がりが続き、20日には84ドル台まで上昇する場面があった。2014年10月以来の高水準だ。