徳島県内の夏祭りの先頭を切って、海陽町宍喰浦の竹ケ島にある竹島神社で2日、暴れみこしを海に沈める勇壮な「浜入れ」が行われた。
竹ケ島青年団の坂下伸吏団長(34)ら20~40代の14人がみこしを担ぎ「ちょうさじゃ、ちょうさじゃ」と声を張り上げながら、高台にある同神社(海抜27・2メートル)を出発。住民や写真愛好家らが見守る中、石段を猛然と駆け下りて港になだれ込むと、みこしごと海に入り、大漁と海の安全を祈った。
近くの公文トキ子さん(84)は「祭りになると、大阪のひ孫たちが遊びに来てくれて島がにぎやかになる。若い人たちの活気が感じられてうれしい」と喜んでいた。
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