豪雨災害が頻発するなど地球温暖化の影響が深刻化し、再生可能エネルギーの拡大や化石燃料からの脱却といった対策が叫ばれています。地球環境への負荷を軽減する取り組みをどのように進めますか。世界では脱原発の流れが加速する中で、日本はどう対応していきますか。(上から届け出順)

 ◆1区

仁木博文氏(無所属元)・教育充実し市場改革

 持続可能な社会のために、国策としてエネルギー政策は重要。再生可能エネルギーの比率を上げ、化石燃料の比率を下げていきます。原子力発電は徐々に減らし、最終的にゼロを目指します。蓄電池とスマートグリッドの技術を向上し、安定した電気が供給されるようにします。電気自動車を推進し、バッテリーステーションの建設予算を拡大します。食育、木育、環境教育を広げ、環境を意識する消費者を増やし、市場を変えていきます。

後藤田正純氏(自民前)・新技術の輸出進める

 安定的な電力の供給をはじめ、エネルギー政策は国民生活に直結する課題です。一方で、先進国家として、地球温暖化対策に取り組むことは当然の責務となっています。バイオ燃料や太陽・風・水・地熱エネルギーの社会実装を早期に実現し、カーボンニュートラルな社会を構築し、新技術の海外輸出を進め、グリーン社会と経済成長を両立させていきます。原子力は、その間のつなぎやエネルギーの安定性の観点から活用していきます。

吉田知代氏(維新新)・次世代原子炉は研究

 既存の原子力発電所は市場原理の下でフェードアウトを目指し、国内発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合を拡大させます。次世代原子炉の研究は継続強化します。電力自由化を一層推進させ、再生可能エネルギーやコージェネレーション(熱電併給)の導入を促進します。経済成長を維持しながらエネルギー消費による環境汚染が減少する社会を実現するため、グリーンエネルギーを推進し「脱炭素社会」の実現を目指します。

佐藤行俊氏(無所属新)・原発危険地熱発電に

 地熱発電を盛んにしていくべきです。原発は絶対にいりません。原発は絶対に危険です。

 

 ◆2区

中野真由美氏(立民新)・森林を良好な状態に

 人類は、良好な自然環境(生態系)の中で生活するべきです。近年、プラスチックごみ問題や二酸化炭素(CO2)排出増により温暖化が進み、自然災害も規模が拡大しています。カーボンニュートラルを目指し、吸収源である森林を良好な状態にし、原子力エネルギーに依存しない社会の実現と同時にグリーンな経済成長による「自然エネルギー立国」を目指すとともに、第1次産業の多面的機能を生かして地域を支えます。

久保孝之氏(共産新)・CO2削減の目標60%

 異常な豪雨、台風、森林火災、海面上昇など、気候危機の被害は深刻。10年足らずの間に全世界のCO2排出を半分近くまで削減できるかどうかに人類の未来がかかっています。石炭火力にしがみつき、原発依存の自公政権には任せられません。2030年度までのCO2削減目標を最大60%まで引き上げ、省エネで電力消費を抑えます。石炭火力、原発をゼロにし、電力の50%を再生可能エネルギーで賄うなど、脱炭素社会を実現します。

山口俊一氏(自民前)・再エネの効率アップ

 近年は線状降水帯による集中豪雨災害が頻発しており、この原因を早急に解決し、対策を取る必要があります。海水温や気温の上昇をもたらす地球温暖化を防ぎ、2050年のカーボンニュートラルに向けて、化石燃料の比率を下げていかなければなりません。そのためには、安全が確認された原子力発電所を一定程度活用するとともに、山野や農地など自然に負担をかけない再生エネルギーの効率アップや整備を進めていきます。

これからの徳島を考える―徳島新聞選挙サイト「衆院選特集」