四国大の女子ソフトテニス部が、21日に北九州市で始まる全日本大学王座決定戦に四国地区代表として初出場する。1、2年生中心の若いチームながら有力選手がそろい、ポテンシャルは十分。予選リーグ突破を目標に連日練習に励んでいる。
2016年に創部。脇町高で指導歴豊富な岩脇真二監督が県内外から選手を集めて昨年から活動を本格化させ、中四国九州3地区学生選手権など主要大会で優勝。今年は4月の四国学生選手権を初制覇し、王座決定戦の出場権を得た。
部員24人のうち2年が13人、1年が10人で大半が県外出身者。1年の坂田は昨年の全国高校総体16強、下地は全日本高校選抜優勝チームのメンバーと、実績のある選手が並ぶ。
今春から力強い助っ人も加わった。脇町高出身で早大を卒業して四国大に就職した木村理沙さんがコーチに就任。練習を見守り、時にはマンツーマンで指導する。脇町高の後輩でもある絵内主将は「競技以外のことも相談できる存在」と信頼を寄せる。
王座戦の団体戦には地区代表など12チームが出場。3チームずつの4組で予選リーグを戦い、各組1位が決勝トーナメントに進む。女子はダブルス2試合とシングルス1試合。シングルスで出場予定の2年山本は「向かっていく気持ちでプレーし、流れを引き寄せたい。全国のレベルを知り、経験を積めれば」と意気込んでいる。
21日に組み合わせが決まり、22日に予選リーグが始まる。