東京に住んでいた学生時代、友人のフェイスブックを見て「不在者投票制度」を知りました。国政選挙を間近に控え、いざ投票用紙を請求しようと詳しく調べてみると、どうやらFAXやメールではなく、郵送でしか申請できないことが判明。なんだか面倒くさいなと思っているうちに、投票日が過ぎてしまいました。手続きの煩わしさを超える政治への興味関心を持つことは、学生だった自分には難しいことでした。
 けれども、きっかけは意外と身近にあります。「国会傍聴」が趣味のタレント、井上咲楽さん(22)は高校生の時、ふと調べた耳慣れない言葉が政治家の名前だったことが、政治への興味につながったそうです。大学時代の友人は会社員生活や議員秘書経験を通じて政治への関心を持ち、28歳で自らが政治家になりました。
 選挙に関する取材をしていると「投票しても変わらない」という言葉をよく聞きます。本当にそうなのでしょうか。選挙って「自分たちに関係ない」ものなのでしょうか。選挙や政治についてちょっと考えてみませんか。衆院選まであと3日。選挙に関するニュースを紹介。

■徳島県の10代投票率が低いって本当? 生活への影響は?

大学生も交えて行われた選挙ポスター作品の審査会=県庁

Q.「10代の投票率が低い」とよく聞きますが、実際どうなのでしょうか。若者の投票率が低いと、政治や普段の生活に影響があるのですか。

 

■LINEで投票依頼してもいい? ネット選挙のルールをおさらい

選挙戦への思いをつづった候補者のツイート

 市町村議から特定の候補者への投票を呼び掛けるメッセージが無料通信アプリLINE(ライン)で送られてきたが、違法ではないのか―。31日に投開票される衆院選の候補者による舌戦が熱を帯びる中、徳島新聞「あなたとともに~こちら特報班」に有権者からこんな声が届いた。インターネットを使った選挙運動(ネット選挙)は、2013年の参院選から解禁された。ラインなど会員制交流サイト(SNS)を使った選挙運動は、どこまで許されるのか。

 

■「野菜党」に「海産党」などポスターも衆院選さながら キョーエイが安売りを懸けた総選挙を28日開催

キョーエイ 提供

 衆院選の投開票日が近づく中、県内スーパー大手キョーエイ(徳島市)は28日、バイヤー6人による商品の安売りを懸けた総選挙を行う。選挙ポスターには、それぞれのバイヤーが「野菜党」「果物党」などを名乗って候補者さながらのポーズで安売りをアピールしており、SNSでは「こういう演出好きです」「とてもユニーク」といった声が上がっている。

 

■【動画】初めて選挙権を得た18歳高校生の投票に密着!

投票紙を入れる冨士谷さん

 衆院選の期日前投票が20日から徳島県内の市町村で始まっている。生光学園高3年の前田温斗さんと、城西高3年の冨士谷望侑菜さんは今年18歳になり、初めて選挙権を得た。2人の期日前投票に密着し、投票した感想などを聞いた。

 

■衆院選「投票行く」39% 「行かない」43% 県内18歳以上の100人調査

アンケートに答える高校生=徳島駅前

 2016年には選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたが、若年層の投票率は低迷しており、17年10月に行われた前回衆院選では10代の徳島県内投票率(選挙区)は31・59%と全国最低だった。今回の衆院選では投票に行くか、選挙権のある18歳以上の高校生や大学生ら若者計100人に尋ねたところ、「行く」と答えたのは39人にとどまり、「行かない」の43人を下回る結果となった。