トーマス・ドーシュさん(左から2人目)の指揮で、「第九」の合唱パートを歌う児童ら=鳴門西小

 第34回「ベートーベン『第九』交響曲演奏会」演奏会(7日)のため来県したドイツ人指揮者トーマス・ドーシュさんが4日、鳴門市鳴門町の鳴門西小学校を訪れ、絵本の朗読とミニ演奏会を通じて、児童と交流した。

 体育館に3~6年生約230人と教職員が集合。ドーシュさんが刊行に関わった絵本「動物の第九」を、鳴門教育大の頃安利秀教授が日本語で朗読した。朗読される場面に合わせ、鳴門教育大生ら13人がチェロやバイオリンなどで「第九」の旋律を演奏し、児童は熱心に聞き入っていた。

 物語の終盤では「第九」のハイライトとなる第4楽章・合唱パートのメロディーが演奏され、ドーシュさんに促された児童たちが、元気いっぱいに歌声を響かせた。

 朗読終了後、児童を代表して6年生の小幡空良君(11)が「これからも、日本とドイツのつながりを大切にしていきたいです」と礼を述べた。