米国務省が発行した性的少数者らの多様な性自認に対応したパスポート。性別欄に男女どちらでもない「X(エックス)」と記されている=27日、コロラド州(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国務省は27日、性的少数者らの多様な性自認に対応したパスポート(旅券)を初めて発行したと発表した。男性と女性しかなかった性別欄で、新たな選択肢としてどちらでもない「X」が選べる。全てのパスポート申請者が同様の選択ができるよう、2022年の早い時期にシステムの更新を終えたい考え。

 ブリンケン国務長官は6月、パスポートの性別欄に男性と女性以外の選択肢を創設するための手続きを始めたと発表していた。性的少数者の権利擁護を進めるバイデン政権の姿勢をアピールする狙いがある。

 男性でも女性でもない性自認を持つ人々などのことを「Xジェンダー」と呼ぶ。