【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は27日、「物言う株主」として知られる米投資ファンドのサード・ポイントが、英オランダ石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルに会社分割を求めていると報じた。気候変動問題への対応が企業価値の向上に不可欠として、経営戦略の抜本的な見直しを迫った形だ。

 サード・ポイントが保有するシェル株の価値は5億ドル(約570億円)超という。石油精製など旧来の事業を担う会社と、巨額投資が必要な再生可能エネルギー事業などを手掛ける会社に分けるよう求めた。議論は初期段階とされ、シェル経営陣の対応が焦点となる。