28日、ASEAN関連のオンライン行事に参加する各国首脳(ブルネイ政府提供、共同)

 【バンダルスリブガワン(ブルネイ)共同】27日にオンラインで開かれた東アジアサミットで、台湾や南シナ海を巡って米中が対立し、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国が「誰も利益を受けない」と懸念を示していたことが28日分かった。各国が明らかにした。各国はインド太平洋地域が米中覇権争いの舞台となり、地域の安定や求心力に影響が出る事態を憂慮している。

 インドネシアのジョコ大統領は米中対立を念頭に「この状況が続くことから誰も利益を受けない。すぐに終わらせなければならない」と表明。両大国の反目でASEANが効果的に対処できていないとの考えを暗に示した。