中国恒大集団の許家印主席(CNS=共同)

 【上海共同】香港紙、信報は28日、巨額の債務を抱え経営危機に陥った中国不動産大手、中国恒大集団のトップ、許家印主席が香港に所有する邸宅を抵当に入れたと伝えた。これに伴う金融機関からの借入金は最大3億香港ドル(約44億円)に上ると推定され、債務の返済に充てるとみられる。

 邸宅は香港島の山の中腹にある高級住宅街に位置し、許氏が以前妻と一緒に住んでいた。市場価格は約7億香港ドルで、今月19日に抵当に入れたという。

 米ブルームバーグ通信は28日までに、中国当局が恒大の経営危機回避に向け許氏に対し個人の資産を投じるよう求めたと報じていた。