7日の「第34回ベートーベン『第九』交響曲演奏会」を前に、公演会場の鳴門市文化会館で6日、出演者ら約600人が参加して合同練習があった。
鳴門「第九」を歌う会など県内外の51合唱団のメンバーや、徳島交響楽団の団員らがリハーサルに臨んだ。ドイツ人指揮者トーマス・ドーシュさんの指導で、翌日に迫った晴れの舞台に向けて、入念に音合わせをしていた。
昨年に続いて出演する大麻中学校音楽部の沖野有希部長(15)=3年=は「やっぱりステージで歌うと、迫力が違う。本番では昨年以上に歌いたい」と話していた。
演奏会は7日午後1時半から。8日午前10時半から、同市鳴門町の大塚国際美術館で特別公演もある。