蜂須賀連の指導で阿波踊りに取り組む児童=徳島市の佐古小学校

 阿波踊りの有名連が徳島市内の小学校を訪れ、児童を直接指導する「阿波おどり育成出前講座」(市主催)が10日、佐古小学校で始まった。伝統文化の次世代継承が狙いで、3年目の今年は9校で実施する。
 
 蜂須賀連から岡本忠会長(80)らトップクラスの踊り手、鳴り物奏者10人が佐古小を訪問。男踊り、女踊り、鳴り物に分かれて、6年生87人に手ほどきした。女踊りでは輪になって踊る児童に対して、連員が手本の動きを示しながら「腕は真っすぐに」「手の指は開かないで」などと熱心に教えていた。
 
 同校では今月中に残り2回の講座がある。元木将人(まさと)君(11)は「連員の踊りは、とてもかっこよかった。練習をして、あんな風に踊れるようになりたい」と話した。
 
 上八万小や新町小など8校でも娯茶平、まんじ連、阿呆(あほう)連の連員らが講師となり、10月までに各校で3~6回の出前講座が開かれる。