個性豊かなヒョウタンに見入る来場者=北島町太郎八須のサンフラワードーム北島

 全国のヒョウタン愛好家の作品約250点を集めた「第43回全日本愛瓢会総会・展示会」が14、15日の2日間、北島町太郎八須のサンフラワードーム北島で開かれた。

 名誉総裁秋篠宮賞を受賞した生藤嘉男さん(71)=同町高房、建設業=の作品は、高さ1・2メートル、胴回り1・7メートルと貫禄たっぷり。高さ3メートルの細長いヒョウタンや、細かな模様にくりぬいて中にランプをともした個性豊かな作品が並んだ。

 北島町や鳴門市など、地元の小中学生らも「桃太郎」や「虫の音楽会」などをテーマに、それぞれ記念作品を展示した。

 兵庫県香美町から訪れた久保井和美さん(77)は「繊細な作りでほれぼれする。子どもたちの作品はかわいらしく、心が温かくなった」と話した。