写実的な作品に見入る来場者=あわぎんホール

 4月に国立新美術館(東京)で開かれた示現会展の巡回徳島展が12日、徳島市のあわぎんホールで始まった。16日まで。

 全国で巡回展示している60点と徳島支部会員の作品27点が展示され、風景などを写実的に表現した油絵や水彩画が並んでいる。

 全国で佳作に選ばれた三好市三野町芝生、黒島貞子さん(59)の「刻」は、岩に刻まれた愛染明王を題材に、長年風雨にさらされて風化した石仏を多彩な色で表現した重厚な作品となっている。

 このほか、作業場で飼い主の帰りを待つ犬や、雪が降り積もる五重塔の風景など、個性豊かな作品が展示されている。作品は100号を超える大作ぞろいで、来場者は迫力のある絵に見入っていた。

 入場料は大人150円、高校生以下無料。