徳島県阿南市出身の勢喜遊さんがドラマーとサンプラー(電子楽器の一種)を務める4人組ロックバンド「King Gnu」の新曲「一途(いちず)」が、人気アニメシリーズを初めて映画化した「劇場版 呪術廻戦(かいせん)0」(12月24日全国公開)の主題歌に決まった。さらに楽曲は映画公開に先駆け、12月10日にフルサイズの音源で先行配信する。

KingGnuアーティスト写真 Photo by Tomoyuki Kawakami

 「呪術廻戦」は芥見下々(げげ)の原作で、現在「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載している人気漫画。人間の負の感情が生み出す呪霊と、それを呪術ではらう呪術師の壮絶なバトルをスピーディーかつスリリングに描き、2020年にアニメ化されるや、一大ブームを巻き起こした。

 劇場版は、テレビアニメ版の前日譚(たん)となる「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」を原作にしたストーリー。テレビアニメ版とは異なる主人公・乙骨(おっこつ)憂太が、事故死により呪霊と化した最愛の幼なじみ・里香の呪いに苦しみながらも、東京や京都に放たれた呪霊をはらおうと仲間と共に戦う。

 発売中のコミックで人気の高いエピソードとあって、映画化決定直後から原作やアニメのファンに注目されている。

ポスタービジュアル ⓒ2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ⓒ芥見下々/集英社

 楽曲の作詞・作曲は、ギタリスト兼ボーカルの常田大希さんが本作品のために書き下ろした。常田さんは「大勢の人々が待ち望んでいる名作の映画化ということでプレッシャーたっぷりでしたが、呪術廻戦の世界観にピッタリの、ヒリヒリとパンチのある何処迄も真っ直ぐな楽曲に仕上がったと思います。里香ちゃんと乙骨憂太君の関係は羨ましいほどに、そして呪わしいほどに一途ですね」(原文まま)とコメントした。

 King Gnuらしい疾走感あるメロディーと、かつて結婚の約束を交わした憂太と里香の関係性を表現するような一途な思いが込められた歌詞が印象的な楽曲に仕上がっている。

 劇場版の予告動画で楽曲の一部を公開している。