身動きが取れなくなったウミガメを救出する地元住民=阿南市椿町の蒲生田海岸(岡本憲治さん提供)

 阿南市椿町の蒲生田海岸で14日早朝、上陸後に動けなくなっていたアカウミガメを住民が救出した。

 午前7時ごろ、近くの60代の女性が同海岸でウミガメの足跡を発見。周囲を探したところ、波打ち際から約15メートル離れた砂浜で体長約85センチのウミガメを見つけた。海に戻る際に誤ってコンクリート製のスロープを上がり、約1・5メートル下に落下したとみられ、埋もれてもがいていた。

 助けを求められた近隣住民3人が、カメの体にロープを巻き付けて引っ張り上げ、約30分後にウミガメは海に帰って行った。

 救出作業を行った「蒲生田地区常会」の岡本憲治会長(68)は「ウミガメが助かって良かった。今後同じような事故がないように祈っている」と話していた。