鮮やかなピンクの花を咲かせ始めた古代ハス=鳴門市瀬戸町の島田島

 地域住民らが「古代ハス」を栽培している鳴門市瀬戸町の島田島の休耕田で、今年も鮮やかなピンクの花が咲き始めた。夏の日差しに照らされて輝く大輪の花々が、訪れた人の目を楽しませている。見頃は8月上旬まで。

 古代ハスの正式名称は「大賀ハス」で、2千年以上前の品種。住民グループ「大賀ハス・古代米を育てる会」が地域活性化に生かそうと、昨年4月に休耕田を借り受けて、初めて植え付けた。

 今年は植え付け面積を約16アールと2倍にし、板張りの遊歩道約20メートルも整備。水田を覆うハスの葉のすき間から、直径約20センチの大ぶりな花が顔を出しており、アマチュアカメラマンらが熱心にシャッターを切っている。

 ハス田の近くで夫と炭焼き窯を営む林淳子さん(73)は「たくさん花を咲かせてくれそう」と声を弾ませていた。