城北高3年の河埜留奈さん(17)と、富田中3年の紗奈さん(15)の姉妹が、空手の全国大会で好成績を残すなど、めきめきと力を付けている。留奈さんはプロのキックボクサーを目標に、紗奈さんも大会での活躍を目指して日々練習に励んでいる。

 8月に神戸市で開かれた全国大会「リアルチャンピオンシップ決勝大会」(実行委主催)には、各地での予選を勝ち抜いた小学生から高校生まで455人が出場。留奈さんが高校女子中量級の部で優勝したほか、紗奈さんは中学2・3年女子50㌔未満の部で2位となった。

 

 徳島市の空手道場・神武会館(西山昭彦館長)に通っていた兄(22)の影響で、留奈さんは6歳、紗奈さんは5歳から空手を始めた。現在は会館の富田、八万両道場で週4日2時間の練習に取り組む。練習内容はミット打ちやシャドー、スパーリングなど実戦を意識したメニューが中心だ。

 留奈さんは小学生時代、小柄だったこともあって大会であまり結果を残せずにいた。しかし、中学・高校では体づくりを意識した食事やトレーニングに取り組んだほか、動画投稿サイト・ユーチューブで強豪選手の動画を繰り返し視聴して研究を重ね、徐々に大会で入賞するようになった。紗奈さんは、兄姉と共に懸命に練習に励み、小学生のうちから県内外の大会で頭角を現していった。

 

 「いつか絶対に姉を超えたい」と意気込む紗奈さんに対し、「いつまでも紗奈の目標になれるような姉でいたい」と応える留奈さん。西山館長は、姉妹について「厳しい練習にも負けずに何度でも立ち向かってくる姿勢が2人の強さの源。これからもさらなる高みを目指して頑張ってほしい」と期待を込めた。

 

 留奈さんは高校卒業後、プロのキックボクサーを目指して千葉県のジムに所属する予定だ。