2月に亡くなった小松島市出身の俳優大杉漣さん

 徳島県は18日、2月に66歳で亡くなった小松島市出身の俳優大杉漣さんに対し、県表彰「特別功労賞」を贈ることを発表した。7月2日に県東京本部で贈呈式を行い、飯泉嘉門知事が妻の弘美さんに表彰状と記念品を手渡す。

 県は「バルトの楽園(がくえん)」や「人生、いろどり」といった徳島を舞台にした映画作品への出演や、サッカーJ2・徳島ヴォルティスへの熱心な応援などを挙げ、「常に深い郷土愛を持って、徳島県の活性化に尽力していただいた功績をたたえる」と贈呈理由を説明している。

 特別功労賞は、県民栄誉賞に次ぐ県表彰の特別表彰。これまでに5人と1団体が受賞している。