再選を果たし、喜びを爆発させる髙橋さん(中)=午後10時40分ごろ、藍住町東中富の事務所

 任期満了に伴う藍住町長選が21日投開票され、無所属現職の髙橋英夫氏(56)=同町東中富=が7225票を獲得し、無所属新人で元町教育委員の三輪浩美氏(60)=同町勝瑞=に1890票差をつけて再選を果たした。両候補は現町政の評価や今後の施策について論戦を繰り広げ、少子高齢化と人口減への備えを訴えた髙橋氏が逃げ切った。投票率は44・06%で、過去最低だった2009年の前回(52・30%)を8・24ポイント下回った。

 髙橋氏は認可保育所整備促進や町総合文化ホール完成といった実績をアピール。「30年の町職員としての経験と、町長1期の実績がある」と行政経験を強調した。若者の定住を促進するスポーツパークや高齢者活動拠点の整備などハード事業を掲げ、幅広い年代の票をつかんだ。

 三輪氏は子ども課の創設、コミュニティーバスの導入など子育てや福祉施策の強化を主張したが、知名度不足に加え、公約の実現性を不安視され、支持を得られなかった。

 髙橋氏の任期は12月3日から25年12月2日まで。

 当日有権者数2万8737人(男1万3697人、女1万5040人)▽投票者数1万2662人(男5931人、女6731人)▽投票率44・06%(男43・30%、女44・75%)▽有効1万2560票▽無効102票▽持ち帰り0票。

 たかはし・ひでお 無現。近畿大卒、四国大大学院修了。88年、藍住町職員。危機管理室長、企画政策課長などを経て17年11月の町長選に出馬し、無投票で初当選した。当選2回。東中富。