山口戦(6月16日)の数日前、先輩サポーターから連絡がありました。「試合前、選手バスの到着後、ゲーフラを持つ人が集まって撮影会をするみたい。サポーター仲間が企画しました」。ゲートフラッグギャラリーを開設している記者(サポーター見習い)もお邪魔することにしました。
当日、選手バスが到着する鳴門ポカリスエットスタジアム第4ゲート付近には、いつも以上にたくさんのサポーターとゲーフラが集まっているような気がします。バスが到着すると、チャントを歌いながら高くゲーフラを掲げ、選手を鼓舞。選手はサポーターに顔を向けたり手を挙げたりして声援に応えて、スタジアムに入っていきました。
柵が取り除かれると、いよいよ撮影会。カメラを持ったサポーターの声に合わせてゲーフラを高く掲げます。選手の似顔絵やチームへのメッセージなど、色鮮やかなゲーフラが一堂に。通りかかった観客も撮影したり、サポーター同士で声を掛け合ったりと、キックオフ前に気持ちを一つにしていました。
撮影会を企画したのは、シシーニョ選手のゲーフラ「獅子奮迅」を作った土壁桃代さん。普段、ゴール裏の中央部前方で応援していますが、「試合中に振り返ったら新しいゲーフラが増えているなと感じて。せっかくこれだけいろいろなゲーフラができているので、記念になるような、サポーターが一丸となれるようなことがしたいと思って企画しました」。
ツイッターを通じて参加を呼び掛けた企画は、サポーター仲間のリツイートで広がりました。「想像以上にたくさんのゲーフラが集まって、うれしくて泣きそうになりました。今後も応援の気持ちが一つになるような企画をしたいです」。
先輩サポーターの交流を深める企画で、ますます新しいゲーフラが増えそう。楽しみです!