阿南市の新人職員34人が18、19両日、研修の一環として同市那賀川町の陸上自衛隊に体験入隊した。
職員は迷彩服に着替え、隊員から整列や敬礼、行進の仕方などを教わった。隊員の掛け声に合わせ、全員の動きがそろうまで訓練を繰り返した。災害時に役立つロープの結び方も学んだ。
大野幼稚園教諭の松田尚子さん(28)は「みんなと息を合わせるのが難しかった。今回の体験を生かし、仕事する際は心を通じ合わせることを心掛けたい」と話していた。
体験入隊は規律の順守やチームワーク向上を目的に、2014年度から実施している。