30日の県内は低気圧や前線の影響で強風や大雨に見舞われ、公共交通機関の運休や道路の通行止めが相次いだ。最大瞬間風速が阿南市蒲生田では午後8時5分に28・6メートル、海陽町では同9時9分に22・6メートルを記録した。いずれも11月の観測史上最大だった。

 徳島地方気象台によると、最大瞬間風速は徳島市で午後5時3分に16・4メートルを観測。国などの雨量計では、那賀町川俣で同8時10分までの1時間に87・0ミリ、徳島市八多町で同8時半までの1時間に64・0ミリを記録した。

 強風のため、神戸淡路鳴門自動車道の鳴門インターチェンジ(IC)―洲本IC間が同4時10分から約7時間全面通行止めとなった。徳島と京阪神を結ぶ徳島バスとJR四国バスの高速バスは同2時40分以降の便の多くが運休となった。

 空の便は日本航空と全日空の東京線計6便が欠航。渦の道(鳴門市)は閉館を2時間早めた。

 雨量が規制値を超えたため、那賀町の国道195号など2路線2カ所が午後8時から全面通行止めとなった。JR土讃線は同8時10分ごろから大歩危―土佐山田駅間で運転を見合わせた。