小松島市やJA、漁協でつくる「こまつしまブランド戦略推進協議会」は、旬のハモでだしを取った麺つゆに、地元食材をトッピングした特製冷やしうどん=写真=を試作した。27日朝、小松島町の小松島みなと交流センターkocoloで開く「海鮮朝市」で試験販売する。

 商品は「小松島冷麺鱧だし薫るすだち麺」と名付けた。特産のハモを煮込んだだしの麺つゆに、スダチの果皮を練り込んだうどんの縮れ麺を合わせた。フルーツトマト、オクラ、ちくわ、和田島産ワカメといった地元食材をたっぷり盛り付け、さっぱりした味付けに仕上げた。

 海鮮朝市は毎月第4土曜に開いており、今回は旬を迎えているハモが目玉商品。話題づくりの一環として、冷やし麺を企画した。

 午前8時半から整理券を配り、先着100人に300円で提供。食後に味や価格などのアンケートに協力してもらう。ブランド推進協ではこうした意見を参考に改良を加え、一般商品化を目指す。持ち帰り用や地元飲食店での販売も視野に入れている。

 朝市では、ハモの切り身や地元産鮮魚を安値販売する。問い合わせは市産業振興課<電0885(32)3809>。