徳島県鳴門市の食品販売会社「シーコックトモエ」が、市特産の塩蔵ワカメを乾燥させてパウダー状にした「鳴門わかめのからだにやさしい塩」の販売を始めた。おいしく食べられるのに色が悪いなどの理由で廃棄されてきた規格外のワカメを使用しており、フードロスの削減につなげる。

鳴門わかめのからだにやさしい塩

 同市のワカメ加工会社「うずしお食品」が、製造工程で生じる規格外ワカメの活用策として約1年かけて開発。塩分相当量が通常の半分に抑えられているが、十分な塩味がある。食物繊維も豊富に含まれており、ワカメの風味もほんのり感じられる。

 通常の塩の代わりにおにぎりや卵焼きに味付けしたり、ポップコーンに振りかけたりして使える。シーコックトモエの渡部智之代表(37)は「今までにない新しい方法でワカメが食べられる商品。家族の健康について考えたり、若い世代が鳴門わかめを知ったりするきっかけになるとうれしい」と話した。

 45グラム入りで価格は税込み540円。徳島市の徳島駅クレメントプラザや板野町の「道の駅いたの」などの店舗のほか、シーコックトモエのオンラインショップでも販売している。