和食や食文化について話す田村さん(右端)=小松島市中田町の小松島西高校

 小松島市中田町の小松島西高校で26日、日本料理人による食育講座があり、食物科の1~3年生約200人が和食や食文化について学んだ。 
 
 京料理・萬重(まんしげ)の田村圭吾さん(45)=京都市=が、和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことに触れ、日本では和食を食べる機会が減っているとして「文化遺産登録は絶滅する恐れがあるとの意味合いもある」と指摘した。
 
 この後、田村さんは、だし汁の大切さを実演しながら説明。利尻昆布のだしにかつお節、調味料を順に加えていくと、風味が増すことを教えた。生徒は試飲し、味の変化を確かめた。3年の斎藤春奈さん(18)は「材料の相乗効果によるだし汁の違いがよく分かった」と話した。
 
 同校は、文部科学省による2015年度のスーパー食育スクールに指定されていて、講座は事業の一環。