19日、県南部は波が高く、ほとんどの渡船が磯渡しを休止していた。北部の波止場も降雨の予報で釣り人の姿はまばら。アユ漁が解禁となった各河川はどこも減水が進み、釣り荒れ気味だった。勝浦川、海部川などはアユの姿はよく見えているので雨が降り、増水すると期待できそうだ。
[波止]<粟津離岸堤>19日、9時ごろから南の風が吹き、次第に強くなり波も高くなった。3番で10時ごろまでフカセ釣りで20~23センチのグレを10匹。
<東沖洲>19日、5時から雨が降り出すまでの3時間ほど赤アミを餌にサビキ仕掛けで5~7センチのマメアジ約100匹。別の数人も同型を80~100匹。
<和田島大手海岸>19日、南寄りの風が少々吹き、波も少しあった。11時から5時間、マムシを餌に探り歩いた小松島市の中川さんは17~26センチのガガネ25匹と20~27センチのアブラメ17匹。小型もよく釣れたが全て再放流。
[友釣り]<勝浦川>19日、減水気味で濁りはなかった。降雨の影響で釣り人は少なかった。横瀬周辺で8時から8時間で15~20センチのアユ17匹。
<海部川>18日、減水気味。濁りはほとんどなかった。8時ごろから4時間、皆ノ瀬周辺で地元の人が14~18センチのアユを20匹。
[渓流]<勝浦川>18日、渇水気味で濁りはなかった。上流部の支流を13時すぎから約3時間テンカラで釣り歩いた阿波市の人は16~22センチのアメゴ36匹。
[船釣り]<牟岐沖>19日、南西のやや強い風、波もあった。ゆっくりとした上り潮で水温24・5度。仕立船で2人が50~55センチのカツオ15匹。別の船でも2人が同型を15匹と30~37センチのイサギ6匹。ウキをつけたフカセ釣りや、ウキやオモリを一切つけずにハリに沖アミをつけただけで潮に乗せて流してアタリを取る2種類の釣り方を併用した。(県釣連盟報道部)