徳島弁護士会は28日、安全保障関連法案への反対を訴えるパレードを徳島駅周辺で行った。
弁護士や趣旨に賛同した一般市民ら約300人が参加。同会の上地大三郎会長が「憲法に反する安保法案への反対の声を一緒に上げよう」と呼び掛けた後、駅前を出発した。
「憲法守れ」「集団的自衛権行使は許されない」と書かれたプラカードや横断幕を持った参加者は、「安保法案に異議あり」「平和を守ろう」などのシュプレヒコールを上げながら、約1時間にわたり市中心部を歩いた。
夫婦でパレードに参加した徳島市中常三島町2、看護師今井公実さん(48)は「集団的自衛権を認めるわけにはいかない。反対の声を上げたい」と話した。
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徳島県母親大会実行委員会は28日、安全保障関連法案の廃案を訴えるデモ行進を徳島市中心部で行った。
県内の女性ら約100人が同市のとくぎんトモニプラザを出発。「若者を戦地へ行かせるな」「戦争する国、絶対反対」などと訴えながら徳島駅前まで歩いた。
デモ行進に先立ち、プラザで県母親大会があり、落語風に護憲を訴える飯田美弥子弁護士(55)=東京弁護士会=の講演があった。
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