[上]保護者と一緒にササに七夕飾りを付ける園児=三好市の阿波池田駅[下]短冊や折り紙の飾りを付ける子どもたち=鳴門市鳴門町の渦の道

[上]保護者と一緒にササに七夕飾りを付ける園児=三好市の阿波池田駅[下]短冊や折り紙の飾りを付ける子どもたち=鳴門市鳴門町の渦の道

 七夕を前に、三好市池田町サラダの阿波池田駅で29日、地元の保育園児が願いを込めた七夕飾りを取り付けた。7月7日まで駅舎入り口に設置される。

 尾本保育園(同町シンマチ)の2~4歳児14人が、保護者らと一緒に駅を訪問。駅員が用意した高さ約4メートルのササ2本に「おともだちがたくさんできますように」「せがたかくなりますように」といった願い事を書いた短冊や、折り紙で作った飾り物などを一つ一つ丁寧に結び付けていった。

 園児は「みんなの願い事がかないますように」と大声でお願いした後、駅構内で「七夕さま」「アンパンマン体操」の歌や踊りを元気いっぱい披露した。

 岡田杏花(あかり)ちゃん(3)は「きれいに飾ることができて楽しかった」と喜んでいた。里

 鳴門市鳴門町の大鳴門橋観光遊歩道「渦の道」で29日、市内の里浦児童クラブの小学1~3年生19人が、七夕の飾り付けをした。

 施設の入り口付近に置かれた約3メートルのササ2本に、子どもたちは「警察官になれますように」「スキーもっと上手になりたいです」などと書いた短冊や、折り紙で作った色とりどりの七夕飾りを結び付けた。

 里浦小3年の深山美貴さん(8)は「保育園の先生になれますようにと書いた」と話していた。

 七夕飾りは、近くの大鳴門橋架橋記念館・エディにも取り付けられた。両施設とも7月7日まで飾られ、観光客らに短冊に願い事を書いてもらう。